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■【お客様Y様からのメッセージ】

この家に住んで、ちょうど1年がたちました。
春夏秋冬をこの家で過ごしての感想がやっと言えるかなーと思い、書いています。
(我が家にもパソコンが入った、という事も大きな理由ですが。)

@木の感触について
木はとても暖かいんですね。階段を下りるときに自然と杉板の壁を触ってしまうのですが、とても柔らかく、暖かく気持ちがいいです。檜の床は、裸足で歩くととても気持ちが良く、夏はさらっとして、冬は暖かく、冬でも裸足で過ごす我が家にはピッタリです。この家に住み始めた頃、「いろんな人にうちで裸足で歩きに来てもらって、この気持ち良さを感じて欲しいなー」と思った程です。当初、汚れないかと気になっていましたが、案外汚れない代わりに、柔らかいせいか、よく凹みます。そこら中べこべこの傷だらけで、この正月はこま回しに熱中したため、檜が穴だらけになりました。でも、そこは無垢板の強みか、「味」と思えば、気になりません。

A結露について
以前住んでいたアパートは、暖房の季節になると、結露がひどくカビだらけになりましたが、木や漆喰や障子などのおかげか、窓にも殆ど結露しませんでした。

B2階の電気(和紙の)について
気に入っていますが、海側の窓を開けると風が強く、まーるいぼんぼりが、風で揺れ、梁にバンバンあたって壊れそうで、夏でも窓を開けられないのがちょっと失敗だったかなーと思っています。(何かいい方法はないでしょうかねぇ)

C1階のポリカは軽いし明るいし気に入っています。台所は小ぢんまりとしていて使い勝手が良く(掃除も楽で)実は一番気に入っています。

D夫は、やはり、間接照明の漆喰の壁が一番のお気に入りです。



■【お客様N様からのメッセージ】

あなたは、勉強代をいくらにしますか
大村さんと出会った時、ある工務店に設計図を描いてもらっていました。大村さんにもお願いしたいなと考えながら、その工務店の代金のことが頭にありました。
でも、大村さんが『プランまでなら10万円』とはっきり金額を提示されたので、迷わず勉強代と割り切ってお願いすることができました。結局、お願いしていた工務店には、20数万円を支払い、それが勉強代となりました。
(注)その工務店にも、大村さんにも、どちらにもお願いしていることを伝えました。
どちらも二つ返事で『いいよ』と答えられました。気の弱い私は、どちらにも嫌われたくないのでホッとしました。

あなたの注文は、どっち!
方眼紙に、三角定規で間取りを描いて、こんな家がいい。何度も何度も方眼紙に図を描きました。妻に見せては描き直し、子供が見たらまた描き直し、これでどうだ。と、そんな風にこと細かく注文して、最初の工務店には図面を描いてもらいました。リビングは、かっこいい、台所は、使いやすそう、すべての部屋は思い通りでした。でも???全体像が何か違う。どこが違うかわからないが何か違う。
「これでお願いします」の一言が言えずに、見学会巡りをしました。
そして大村さんとの出会い。大村さんには、間取りの具体的な希望は伝えませんでした。「こんな風な家に住みたい」と、すべて文章で伝えました。抽象的な表現で設計を依頼しました。
どちらがいいかは人それぞれだと思います。私は、大村さんのプランを見て「これだ!」と感じて、大村さんにお願いすることに決めました。
(注)具体的な大村さんの設計図ができてからは、図面を何枚もコピーして、それこそ毎晩、玄関を広くしたいとか、窓を大きくしたいとか、改造案を練りました。

設計士の殺し文句
『一生に一度だから、いい物にされた方がいいですよ』『奥様(子供さん)が喜ばれますよ』というセリフに、何度財布の紐がゆるんだことか。メールでなく電話だったら、見積書が注文後に来ていたら、確実に新居でカップラーメンをすすっていました。さすが設計のプロでもあり、お金を使わせるプロでもあります。

『こだわりの家』って、どんな家ですか
こだわりの家ですねと言われます。「宮津 匠の会」の垂れ幕が掛かってから、よく言われるようになりました。でも、はっきり言って段々いやになってきました。家は、素人がちょっと本を見たからといって、いい家が作れるとは思えません。「○○と同じように作ってほしい」「隣と同じ家がいい」程度が素人が言えることだと思います。私がこだわったのは、私や妻が育ったような家で子供達を育てたいでした。あえて言えば、私たちの家は私たちだけのいい家です。他の人には、合わないと思います。でも、きっといい家のヒントは一杯あると思っています。流行の『こだわりの家』とは、何を選んで家を作ったかです。でも、新築を終えての感想では、何を選ばなかったかが私のこだわりだったと思います。私の家は、大村さんのこんな家にしたいというこだわりばかりです。
(閑話休題)大村さんの年輩の会長さんが、「20歳代の頃、こんな家をよく作ったな」「それから全然建てていないけど」と言われていました。間に合ってよかったです。

赤提灯好きは、暖かい灯がお好き
照明は、思い切って白熱灯でお願いしました。蛍光灯に慣れた感覚では、はっきり言って暗いです。でも、その明暗のある明かり、そして何よりも暖かみのある明かりが気に入っています。蛍光灯が「青い灯」なら白熱灯は「暖かい灯」と思います。大村さんが『幸せそうに見える明かりですね』
私、心の中で『そうでなく、幸せだぞ』
明器具選択で一言。「こだわりの照明を選んでください」そんな提案にその気になって、選びました。結果、満足しているのは玄関照明だけ。大村さんに選んで頂いたのは、すべて気に入りました。自分の選んだものより、他人が選んだものが気に入る。やっぱり、プロと素人の違いかなと納得しました。
現物をその場に取り付けて選択するなら、私好みにできます。でも、カタログで選ぶなら、私の好みをしっかり聞いてもらえるプロに選んでもらった方が私好みの選択になります。これ!経験談。

設計者は、中間管理職?
お客様は神様です。そうです。お金を出す施主の希望が最優先。でも、大工さんは、職人だからこだわりがある。気に入らない仕事はしない。玄関・床の間だけは、大工は言うことを聞かない。なんて、年寄りの普請話も聞きました。でも、間に大村さんが、設計者としてうまく入り、こちらの希望を聞いてもらえたと思います。それと大村さんの会長さんが、職人さんにかなり影響があると何となく感じました。あと、現場監督も信頼できました。「僕の仕事は、現場の挨拶係ですわ。今日は、いい天気ですな、と近所の人に言うのが僕の仕事ですわ」と現場監督。「お主、できるな」と感心しました。(私の偏見)和風高級住宅でも、屋根が複雑過ぎてどうかなと思う家があります。日本の大工さんは優秀です。優秀すぎて、施主の無理(無謀な)な間取り希望を実現できているように思えます。技術的に未熟な2×4工法のアメリカ式では、絶対無理だと思います。

記念品としてでなく、考えるための模型を!
プランがだいたい固まってきた時に、模型を作ってもらいました。模型は、屋根とロフトの床が取れるものでした。平面図だけでは、わかりにくい立体感覚がわかり、妻と最終的にプランを決める時に大変役に立ちました。素人には、図面より模型の方が考えやすかったです。

『大黒柱に逃げろ』と、父は言う
我が家に遊びに来た80歳過ぎの私の父は、大黒柱を見ながら言いました。『立派な大黒柱だな。地震が来たら、大黒柱の近く逃げれば安全だ』と父。『外に逃げた方が安全だろ』と私。『外は瓦が落ちてくるから危険だ。大黒柱の近くの方が安全だ』と父。今度地震が来るまでにどちらに逃げるか決めておきたいと思います。

まずは、値段から始めましょう
『デッキは、桧か、杉がいいな』『やっぱりここまで、壁は仕上げてほしいな』と私。『それじゃ見積してみます』と大村さん。しばらくすると仕様と値段表が届きます。値段を見て、やっぱり我慢しようと私。いくらになるか知らずに注文したのはカーテンだけでした。
(注)カーテンは、家族で悩んだすえ、2・3の候補の中で、大村さんに一任しました。

メールは、必需品
家を建てるためには、大きな決断から、小さな決断まで設計者と決めなければならないことが一杯です。そんな時、電話なら『任せるわ』、打ち合わせなら『妻の希望通りでお願いします』だったと思います。メールは、ゆっくりと相手の提案を考え、答えることが出来ました。また、いくら携帯電話があってもなかなかよいタイミングで電話できないものです。メールは、ゆっくり考えてから返事した人、忙しくて時間的な余裕がない人が、設計者と付き合う時の必需品です。大村さんを選択した理由に、職場に近く、打ち合わせがしやすいという理由がありました。でも、メールがあったので関係ありませんでした。それと職人さんが一言『メールは残っているからやっかいだな』それって、施主にとっては有利ってことかな。

一坪トイレ
トイレは一坪あります。「大きすぎる」「もったいない」などなど、誰もほめてくれません。でも、私だけは気に入っています。私が育った家で、一番嫌いだったのは、五右衛門風呂でもなく、すき間から吹き込んだ雪が積もる寝室でもなく、便所でした。下宿・アパート・貸家で、トイレがよかったことはありませんでした。生まれて初めて、トイレが好きな場所になりました。ただ気がかりなのは、大村さんはトイレの大きさについて何もコメントされていません。ひょっとして、失敗したと思っているのでしょうか。

新築後の自己採点、そしてテスト直し
家を新築してからは、父は早く帰宅するようになり、母は料理がうまくなり、子供は自分から勉強するようになりました。そんなわけないでしょ。でも、それに近いことを想像していました。
それはさておき、入居しての感想。@照明がいい。朝は起きて出勤するだけです。夜が家を感じる時です。その感じがとてもいい。大村さんの言う「幸せそうな」感じがいい。Aやりたいことが一杯あっていい。「入居してから、自分でやります」。お金のないのが一番、DIYが趣味ですが二番。やりたいことが一杯なのがいいです。B自然素材がいい。木製サッシ・自然素材・ムクの木ですから「すきま」「そり」「きしみ」など不都合もたくさんあります。でも、思った以上にそれらは許容範囲でした。よさが不都合に勝っていました。C雨風は強敵でした。思った以上に、風が強く、雨が壁を塗らします。立地環境は十分考慮し、まあ大丈夫だろうと考えていましたが、甘かったです。建物のない時の雨風と建物から見た雨風は違っていました。入居後の最大の課題です。
(注)念のため、これは設計ミスではありません。

呼べば、答える家
『お〜い』と呼べば、『お父さん、呼んだ?』と答える家。予算の制約もあって、大きな屋根の割には、内部は小さいです。『でも、これくらいの大きさでよかったわ』とお母さん。収納には、工夫とこまめな片付けが必要ですが、小さくてよかったです。最初は、必要以上に大きさを求めていましたが、結果的に小さな家となりました。そして、どこにいても家族を感じる家となりました。
それとロフトと居間との立体的な繋がりが、とてもいいです。ロフトは、独立性が高く、自分の部屋とした息子は大満足です。親も、居間から呼べば答える繋がりのある部屋でとても安心です。

最後に、大村さんの一言。「呼べば答える家」も、もうすぐ、「呼んでも無視される家」になりますよ。その時は、大村さん、インターホンを各部屋に付けてくださいね。



【お客様S様からのメッセージ】

リビング・ダイニングとウッドデッキを仕切る無垢木枠の大窓を戸袋に収納して全開にしますと、あたかもリビング・ダイニングが延長され広がったような感覚を楽しむことができます。ウッドデッキを降りると芝庭があり、塀に囲まれておりますので、窓を全開にしても違和感なくくつろぐことができます。
通常塀といえば密閉された感じで少々鬱陶しいものですが、適当な感覚で横板同士の隙間を開けてありますので、「半透明な塀」といったところでしょうか。。。
リビング・ダイニングは、畳半分フローリング半分という形になっており、限られた空間が有効に活用されています。洋式の生活スタイルですと、ダイニングで食事をした後リビングに移動してテレビなど見てくつろぐ、といったところなのでしょうが、長年に渡って遺伝的に染み付いてしまっている日本の生活スタイルは、「食ったその場でくつろぐ」といったものであるようで、この習慣を変更していくには相当な時間と努力が必要であることを、過去の借家住まいなどで身にしみて経験しました。
また、畳のスペースはフローリングより30cmほど高くなっておりますので、椅子に腰掛ける要領で畳に座ることができます。
椅子から立ち上がるのと床や畳から立ち上がるのとでは、頻度が多くなればなるほど、面倒臭さに開きが出ます。
私:「わさびは?」
女房:「冷蔵庫」。。。
などのようなとき、やんちゃ坊主の世話でクタクタになっているときなど、畳から立ち上がるためには意外に結構な気力が必要となります。
我が家の玄関を入ると、いきなりキッチンが出現します。
アイランドですからどこからでも進入できます。
この形は、お料理教室もしくは家庭科室スタイルでして、さっそく近所の子供を集めてジェラートを作っておりました。
アイランドにはシンクとガステーブルが付いております。
このガステーブル、ガステーブルにしてはデコボコが少なく掃除がしやすいので、訳あってIHの嫌いな我が家にとっては、とてもありがたいものでした。
最後に、一般のサラリーマンにとっての共通項とでも言えるのが、予算との兼ね合いです。
無尽蔵にお金があるのであれば、延べ床面積や材質はなんとでもなります。ところがなかなか理想通りにはいかないのが現状だったりします。
そのような限られた枠の中でいかに快適な空間を演出できるか、というのが「注文住宅を創る」ということの醍醐味であるように感じました。
我が家は、1階のキッチンとリビング・ダイニング、そして2階のフリースペース・ロフト(子供部屋)まで、一切仕切りが無く、つながっております。
ご近所のお宅と比べてもけして大きな家ではないのですが、「広いね」「気持ちいいね」と来客者に言ってもらえるのは、設計段階で、当方の幾つかあるニーズに優先順位を付けざるをえないながらも、全体としてのコンセプトは維持しつづけることができたからだと思います。



【S様・セミナーに参加して・・・】

先日は子供ともども、どたばたとお邪魔させていただき、ありがとうございました。
 大村さんから色々なお話を聞くことができて、夫婦で「なるほどなー。」とか「そういう考えかたもあるのか。」と今までの自分たちの家作りにはなかった感覚を取り込めたと
思っています。 
 まだあと数年かかると思うのですが、自分たちが仲良く暮らせる素敵な家ができることを夢見て努力していくつもりです。



【お客様O様・読書感想】

こんばんは。
今日の家も素敵でした。家の建つ周囲の環境もしっかり計算に入れられているから内装の仕上げがなくても、全くいやな感じがしませんでした。構造用合板の壁もあの自然の中には下手に仕上げをしてしまうよりもいい感じだなあって思いながら薪ストーブで暖まった空間をイメージして・・・
見学会場でいただいた我が家の写真、『難問のようなコンセプト』というコメントを読んで笑ってしまいました。難問であればあるほど解けた時の感動は大きかったでしょっ。難問を結構楽しんでおられたようにも見えたのですが・・・。

『プロが自宅を建てるなら』読ませていただきました。かばんの中で何ヶ月も読めないまま私と一緒に通勤してる本があるのに・・・。
前半は少し心配しました。また敵をつくりそうで。プロとしてこれだけ自信を持てることがうらやましいなあと思ったりもしながら読んでいました。
第4章からは素直な気持ちで共感しながら読ませていただきました。我が家ができるまでを思い起こしながら。今は、毎日仕事と子育てでゆっくり家を進化させる暇もありませんが、生活すればするほど"ここはこうして良かった"とひとつひとつに感じ、とても居心地がいい我が家です。家造りの期間は受験生のように寝る間も惜しんで頭を使いました。大村さんからも長文メールで納得いくまで説明してもらったり・・。あの期間は大切にしたい私達の宝です。これから家を造る方にもこの期間を大切にしてもらいたいと思います。
見学会にお邪魔しても、細部にまでこだわりの感じられる家だと見せていただいてとても楽しいし、暖かい生活がイメージできて幸せのおすそ分けを頂いたような気分になります。これは、かたちになるまでの期間が、じっくり大切にされているから伝わるものかなあと思ったりもします。
今後も、いろんなメッセージや作品、とても楽しみにしています。



 
   

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