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今冬はいつもより寒く、珍しく雪も降ったもんだからヘビーデューティーな服をよく着た。英国グローバーオールのダッフルコートや米国ジョンソンのマッキノークルーザー、ペンドルトンのウールシャツ群、オーストリアのホファのチロリアンジャケット等々。
あとニットも着たなあ〜。漁師たちが愛用したアランセーターとか、ネイティブアメリカンが伝えたカウチンセーターとか。もっぱら足元は米国クオッディの手縫いブーツか、英国クラークスのデザートブーツだった。
こうして東京という大都会にいながらにしてアウトドアの雰囲気を満喫したのである。というより休日にハイキングに行くという贅沢な時間が持てなかっただけだが。本来は自然の環境下で着るのが正しいのだろう。
あのスキーウエアで有名なフェニックスが、'70年代当時のデザインを復刻させたダウンジャケット&ベストを発売したり、ニットやダッフルコートが流行ったり、アウトドアウエアが大変注目された年だった。でもこれらは定番商品だから来年の冬も着れるし、何より耐久性が抜群にあるのが有り難い。今後何十年間かは着れるのである。
おそらくこのブームの背景には、景気の悪さが影響している。けっきょく来年着れないような奇抜なデザインは誰も買わないのだ。最先端の家電が発売される一方で、飽きのこない普遍的なデザインと、高機能を備えたアウトドアウエアが愛されるのもわかるような気がする。
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