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倉野 路凡(くらの ろはん)
【ファッションライター・コラムニスト・ライフセレクター】

●1965年生宮津市生まれ
●宮津高校出身
モノ・マガジン、東京ウオーカー、週間スパ!,ウオッチアゴーゴー(節約時計術/連載)、一個人、メモ男の部屋(ろはんの小引出し/連載)などライターとして活躍。

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『東京通信』はハーモニーライフのために季節ごとに書き下ろされる、メディアに先駆けた情報です。

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巨大都市『TOKYO』…そこには洗練さと雑然さが混在しています。
そんな東京からモノやライフスタイルの情報を発信しているコラムニスト「倉野路凡」からホットラインで送られてくる“活きたままの感性情報”…それが『東京通信』です。


 

東京通信Vol.6 アランニット

 

先日セールでブラックシープのカーディガンを買った。ブラックシープと言うのは1966年に創業した英国のニットブランドで絶滅寸前のブラック・ウェルシュ・マウンテン・シープの羊毛で編まれている。これがじつに暖かくて気に入っているのだ。デザインは完全なアラン編み。つまりダイヤモンドケーブル(縄編み)、ハニーコーム(蜂の巣)、アイリッシュ・モス(かのこ編み)といったアランニット特有の模様編みのニットである。こういったざっくりした手編み(実は機械編みだったりするのだが・・・)の英国ニットがここ数年、ちまたで流行っているのだ。

シップスをはじめ、ドレステリア、原宿キャシディ、プロペラなどのセレクトショップでは、もやは定番のアイテムとして英国のインバーアランのニットを扱っている程だ。マフラーや手袋、帽子にしてもゴワゴワしたものが目立っている。

でも考えてみれば冬でも温暖な東京で着るべきニットではない。むしろ寒い日本海側や北海道あたりでこそ役立つものなのだ。宮津の冬にはまさにピッタリ!
わざわざ3万円もするセーターを買わなくても、自分で編んだ方が安いかもしれない。新しい糸でなくてもOKだ。引出しに眠っている時代遅れのセーターをほどいて、この冬アランニットに挑戦してみよう。



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