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ずっと欲しかったチロリアンジャケットを買った。ブランドはホッファで、商品名は“Walkjanker”。
オーストリア製である。もともとオーストリアのチロル地方の民族衣装で、まわりの国々に普及していったようだ。パリのBCBG(育ちのいい人々)の間でマストアイテムになってたほど。
さて、その最大の特徴といえば、肉厚の圧縮ウールだ。この圧縮ウールは未脱脂のウールを編み上げた後に、半分の大きさになるまで蒸気にさらしていく。そのため繊維の目がギュッと詰まり、保温性が抜群にいいのである。多少の雨ならはじいてしまう。衿付きと衿なしがあるが、ボクが買ったのは衿付きタイプで、パイピングがフロントから裾にかけて施されている。大きめのメタルボタンも雰囲気だ。肩に羽織るとけっこう重く、丈はやや短め。
本来ならばチロリアンシューズに合わせるべきかもしれないが、普通のワークブーツに合わせて、ジーンズを履いている。とてもアメリカンな服装だ。
フワフワフカフカのダウンジャケットは肩が凝らず暖かく、じつに有り難いが、どーも物足りない。ズシリと重いチロリアンこそアナクロニストにはいいのだ。あまりお目にかかれないアイテムだが、セレクトショップではよく見かける。この冬一枚どうだろう。
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